ディプロミスタス｜北九州市の貴重な地質遺産　ジオポイント・バーチャル説明板

ディプロミスタス

ディプロミスタス写真中生代白亜紀前期（約1億2000万年前）の淡水魚類化石で、1975年に発見され、1979年に新種として発表されました。日本初の学名が与えられた白亜紀の淡水魚類化石です。

産出地は北九州市のほぼ中央にある山田弾薬庫跡地（現在の山田緑地）で、脇野亜層群熊谷層から産出しました。この発見が契機となってその後の自然史研究の拠点となる北九州市立自然史博物館、現在の自然史・歴史博物館が設立されました。